お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子の存在感を感じたお正月

今日でお正月三が日も終わり。

元日は家でゆっくり過ごし、

2日、3日は、実家や親戚の家に行ったり、

初売りのお買い物へ。

 

実家や親戚の家に行くと

あらためて息子の存在感を感じます。

 

 

親戚のおばさんからの声掛け。

 

「しょうちゃん、

 学校どうね?」

 

息子は特別支援学校を卒業して5年。

小柄で見た目も可愛らしいので

学校に通ってと、おばさんも勘違い。

 

「もう学校卒業して

 5年経ちますよ」

と私が言うと、

 

「そうやったね!」

 

みんなで大笑い。

 

 

親戚の家で生姜湯が出た時のこと。

 

私やみんなは「珍しいな~」と

思いながら先に飲みます。

「息子は飲むかな~?」と見ていると

カップを手に取りゆっくりと飲み始めます。

 

私もみんなも

「お~、

 しょうちゃん、

 飲むんだ~」

と生姜湯を飲んだだけなんですが、

ちょっと感動。

 

 

お寺にお参りに行き、

靴をスリッパに履き替えた時のこと。

 

私もみんなも靴を脱ぎ揃えます。

ただ靴を揃える時の姿勢は

立ったままや中腰です。

息子を見ると、いったん靴を脱いだあと、

床に座って、玄関の方に体を向け

きちんと靴を揃えます。

 

息子の丁寧さに感服。

 

 

実家で食事をしたの時のこと。

 

食べる前にはいつも通り

長~い感謝のいただきます。

実家の母が作った料理を

「おいしい?」と息子に聞きます。

息子は言葉はありませんが

ずっとニコニコ笑顔で食べているので、

「しょうちゃん、

 おいしいんやね」

母も大喜び。

 

 

実家にいて家に帰ろうとした時のこと。

 

たまにしか合わない親戚のおじさんに

息子が突然、ポンッと体にタッチしました。

 

息子は「帰るよ」とあいさつ代わりに

タッチして伝えたようですが、

普段、絡むことのないおじさんなので、

息子から接点をもらって大喜び。

 

「よかったね~。

 しょうちゃんに

 タッチしてもらって!」

 

みんなで大盛り上がり。

 

 

普通だったら、何でもないことも

息子がやると

感動したり、場が盛り上がったり、

みんな幸せな気持ちになります。

 

お正月、あらためて

息子の存在感と幸せを感じました。(*^_^*)

 

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