お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

家族旅行2日目、息子と手をつないで

佐賀・長崎家族旅行の2日目。
昨日の続き。
  

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ホテルから見る長崎の日の出

 

今日の長崎観光は、大浦天主堂・出島・眼鏡橋。

 

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世界遺産 大浦天主堂

大浦天主堂の建物の中に入ると、

ここに携わってこられた方の魂というか

想いを感じてゾクゾクしてきます。

 

その後、博物館を見学。

そこそこ歩いたので、

息子も休憩場所を見つけて、一休み。

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休憩する息子・彰悟

 休憩を終えると復活、歩き出します。

 

息子は頑張ってついて来てくれている感じです。

 

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お土産屋さんの通りの息子・彰悟と私

 

お店に入ると、息子が店員さんから

試食で声掛けされますが、いつも通りのスルー。

 

でも、店員さんは、

息子をほほえましく見ています。

 

息子は不愛想にしていても、

人を和ませてくれる

があるなぁ~

っていつも思います。

 

 次は出島。 

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長崎・出島入り口の息子・彰悟

 

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出島の中のミニチュア出島での息子・彰悟と私

江戸時代の日本とオランダ文化の交流を 

息子は「そうか~」という感じで

見学しながら歩いてくれました。

 

最後は眼鏡橋。

お天気もよく、水面に橋がきれいに写って、

眼鏡の形がよく見えます。

ここまできれいに見えることは

普段はないそうです。

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長崎・眼鏡橋

 

今回の家族旅行は、妻と娘と息子と私の4人に、

私の母と妹も一緒に6人で行きました。

 

妹が連写してくれたお陰で、

なかなか難しい私と息子のカメラ目線の写真が

数枚撮れています。

 

息子は23歳になりますが、

小さい時からずっと変わらずかわいくて

旅行で知らないところに行くと、

一緒に手をつないで歩いてくれます。

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私と手をつないで歩く息子・彰悟

 

一緒にいた妹も同じように思っていて

 

「彰ちゃんは

 ずーっとかわいくて

 いつまでも手をつないで

 歩いてくれるんでいいね~」

 

と言ってくれました。

 

普通だったら、小学生になる頃には、

手をつないで歩く時期は終わると思いますが、

ずっーとこうしていられるって

幸せだなぁ~って思います。

 

息子も知らないところにいって

その場所や景色を楽しんでくれたようです。

 

息子と心で対話すると

 

「この世界にいる目的は、

 いろんな体験をすること。

 はじめての場所は

 じっと見たり、感じるの」

 

と言っているように感じました。

 

息子にとって、感動的であっても

そうでなくても、どちらでも

体験することに変わりはないようです。

 

これからも息子と楽しんでいこうと思います。 

 

 

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