お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

長風呂くんの息子は私の想いを…

我が家で「長風呂くん」とも呼ばれている息子。

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

あまりに長風呂で困ることも多いのですが、

見方を変えると、困ったことでもなくなります。

 

その気づきによって

私自身、少しずつ成長している実感があるので、

息子の長風呂もありがたい。(*^_^*)

 

元々は、

限られた自由しかない息子の生活の中で、

少しでも楽しめる時間を作ってあげたい。

という私の想いから、息子に好きなだけ

お風呂で遊ばせるようにしました。

 

それまでの息子は、

私と一緒にお風呂を上がっていたのですが、

私が上がった後もお風呂で遊ぶようになります。

 

最初は5分、10分ぐらいの遊ぶ時間が、

段々と長くなり30分を超えるように。

 

その時、私は自分の執着に気づきます。

 

その後は、10分ぐらいで上がる時もあれば、

30分以上の時もありました。

 

息子の長風呂に慣れた私は、

 

どうせ長いなら、

待っている間に仕事をしよう!

 

と、脱衣所でノートパソコンを開いて、

事務仕事をするように。

 

すると、息子の長風呂が更に長く、

1時間待ちが普通になります。

長い時は2時間近く待つ時も。

 

なんで長くなったかと言えば、

私が息子の長風呂待ち時間を仕事タイムにして、

息子から見ても、「上がらなくていいよ」

という状態にしたため。

 

息子の2時間近い長風呂は、

実は私に合わせていた。

ということになります。

 

ただ、そこまで長くなると、

その後、お風呂に入る妻や娘も困る。(>_<)

 

「しょうちゃん、

 お風呂上がろう」

 

と言っても、その言葉で

息子が上がることはありません。

 

結局、お風呂の上がりの待ち時間に

パソコン仕事を止めると、

極端な長風呂はなくなりました。

 

そう考えると、

息子の長風呂は、

私の想いの写し鏡

のようです。

 

遊ばせようと想えば、遊んでくれる。

 

「早く上がってよ」と執着の気持ちが強いと

逆にそれに気づかせるために上がらない。

 

どうせ上がらないからと仕事しようとすると、

存分に仕事をさせるように上がらない。

 

そして、

息子の幸せを願う気持ちに対しては、

 

純粋にお風呂で幸せそうに楽しんでいる。

 

それにプラスして

身体を温めるという意味でも免疫力UPになり

息子の健康という幸せにも繋がっている。

 

あと、

息子に比べて圧倒的に不足している

忍耐力を私につけてくれる。

 

そう考えると、いいことばかり。(*^_^*)

 

これからも息子と向き合って、

自分を深めていきます。

 

 

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