お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

思考停止していた自分に気づく

息子が生まれてからの物語75話目。

前回の続き。

 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。 

 

2011年3月下旬、

家族旅行で宿泊したホテルの食事が

夕食・朝食ともブッフェ。

食べ放題だと、ついつい限界まで食べてしまう。

 

まだ環境問題に関する知識を得る前で、

「せっかくブッフェなので」と、

夕食も翌日の朝食も大量に肉を食べる。

 

その後、風邪と腹痛で体調がさえない。

病院に行き、レントゲンを撮ると、

医師から言われる。

 

「満腹状態できちんと消化されていない」

 

同時に、

肉食が環境問題、食糧問題に大きな影響を

与えていることを知り、

グリーンコンシューマーになる決意もした。

 

2011年4月、

地球上のすべてが幸せに暮らせる社会に向けて

自分ができることの1つとして

肉を食べるという行為をやめる。

その2カ月後には、魚を食べることもやめ

ベジタリアンになる。

 

環境、食糧問題への学びを深めていくと

自分が思考停止していたことに気づいていく。

  

食事については、

主食の穀物に、肉魚等の主菜、野菜の副菜などを

バランスよく食べることが健康につながると

思い込んでいた。

 

だが、

私はベジタリアンになり健康になっていく。

 

毎月体重が1Kg減り、8カ月で8Kg減少、

体が軽くなると同時に疲れにくくなる。

それまで毎年のように風邪を引いていたが、

それ以降、風邪すら引かなくなる。

 

犬や猫の殺傷分については、

かわいそうなことだと思っていたが、

同じ感情を持つ牛や豚が殺されることには

疑問を持つことはなかった。

 

家畜用の土地や飼料の他にも、

大量の水が必要なこと排泄物やゲップが

環境破壊の原因になっていることも

考えすらしなかった。

 

原発の安全神話も

国や電力会社の言うことを鵜呑みにしていた。

 

どれも少し関心を持って調べればわかること

ばかりだ。

 

環境に無関心。

それが地球環境破壊の最大の凶器となっていく。

 

この言葉の意味がだんだんとわかっていく。

 

だが、環境問題だけでなく、

この社会に起こっている問題の多くも

無関心が引き起こしている。

 

これをきっかけに、

社会の仕組やこの世の真理を探究していくことが

私にとって大きなテーマの1つとなっていく。

 

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続く...…。

 

【講演会の上映会のお知らせ】

2月29日(土)兵庫県明石市【上映会】

 

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