お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

時間の感じ方が違う息子が私に教えてくれているものは

息子は、お風呂も食事もめちゃめちゃ長い。

 

お風呂は、私が上がってからも

1時間お風呂に浸かり、カップで遊ぶことも

珍しくありません。

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夕食も2時間以上かかる時もあります。

食べる量が多いわけでもありません。

  

私もそばにいて今は慣れましたが、

以前は待つことも大変に感じていました。

 

何でこんなにも長いのだろうか?

 

一つは、多分、時間の感覚が違う。

 

いつまでに何かをしないといけない、

ということは息子の場合はありません。

時間に追われることもありません。

 

私も含めて多くの人は、

生活や仕事の中で、期限があったり、

何かしら時間に追われる感覚があります。

 

でも、よくよく考えてみると

時間に追われることって

本当にあるのだろうか?

 

やらなければいけないと思っていることは、

できなかった時の怖れを感じて、

時間に追われる感覚になるでは

ないのだろうか?

 

多分、それは

未来に思考がいっていて

今を生きていないから。

 

未来の怖れへの思考は、

過去の体験や周囲の人の言動から

学んだものです。

 

過去と未来に思考が行っていて、

今を生きていない。

 

過去から学び

未来を考えることも大事ですが、

今も大事です。

 

大切なのは、そのバランス。

 

息子と向き合う前の私は、

過去と未来に生きている時間

(思考が過去と未来に飛んでいる時間)

が長かったのでしょう。

 

現在は、

今を感じる時間が増えたように思います。

 

けれど、

 

今を感じて生きている息子が

私のそばにいるということは、

 

私が息子を待っている時間を長い

と感じるということは、

 

私にもっと、

 

今、この瞬間を感じることを

大切にした方がいいよ

 

と息子が教えてくれているかもしれません。

 

息子がお風呂で遊んでいる時の表情は

楽しそうですし、

食事もゆっくりと何度も手を合わせて

幸せそうに食べているし、

時には笑顔で飛び跳ねるように食べています。

 

今この瞬間に

幸せを感じている。

喜びを感じている。

 

そんなに特別なことでない、

毎日の日常の生活に、

大きな幸せと喜びを

感じながら生きている。

 

息子は幸せを感じる生き方を

私に教えてくれているんだろうと思います。

 

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