お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

拒否する息子が訴えていたことは

絵画教室が終わり、

(前回の続きです)

汚れた手や道具を洗いに洗い場に。

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絵の具がついている左手の甲

ハンドソープをつけてゴシゴシ洗います。

ですが、少し洗うと、

息子が突然手洗いを拒否。

 

「しょうちゃん、手洗うよ」

 

と言いながら、

息子の手洗いを手伝うのですが、

それも二度三度拒否する息子。

 

どうしたんだろう?

 

あんまりしつこく洗いすぎると

嫌がることはあるのですが、

まだ洗い始めたばかりなのに。

 

とりあえず、

筆やパレットを洗って、

その後に息子の手を洗おう。

 

と、息子はいったんそのままに。

 

絵画道具を洗い終えて、

息子を見ると、

激しく体を前後に動かし、

何かを訴えるような表情。

 

あっ!

おしっこだ!

 

息子は家を出る前に水を大量に飲んでいて、

「おしっこに気をつけないと」

と思っていたことを思い出します。

 

ハンドソープの泡をざっと流して、

すぐに息子をトイレへ。

 

 

やっぱり正解。

 

 

一安心。

 

 

息子は、いったんはいつも通りに

手を洗おうとしていましたが、

トイレに行きたくなり、

でも、ハンドソープもついているし、

そこで、手を洗うのを拒否して

「お父さん、トイレ」

と訴えていたようです。

 

日々の生活で

息子が何を感じ、

どう思っているんだろう?

 

と息子の気持ちを察しよう

とすることはあるのですが、

それは私に相当余裕がある時だけのようです。

 

息子の手が汚れているから洗いたい。

道具を洗いたい。

後片付けも早く終えよう。

 

と思っていると、なかなか気が回りません。

 

まあ、それでも、

無事トイレに間に合ったので

よしとします。(笑)

 

息子がいつもと違うとき、

私の思い通りにならないときは、

必ず何かを私に伝えようとしていると考え、

息子の気持ちになったり、

自分を振り返ろうと思いました。

 

こんな繰り返しですが、

お陰で少しずつ私も成長できているかな、

と思っています。

 

 

昨日も息子の夕食とお風呂が

どちらも2時間半近くと非常に長く、

(あまりに長いので途中で雑用済ませますが)

 

どうしてだろう?

 

と息子の気持ちを感じようとしたら、

ふと、息子の頭の中に

心地いい音楽が流れているような感じが。

 

息子は食事もお風呂もすごくリラックスして

気持ちいいんだな~と。

 

最近、慌ただしくしているので、

息子は私にゆっくり過ごす時間を

勧めているのかも?

 

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