お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

初めての飛行機、気管切開の息子は大丈夫?

息子が生まれてからの物語51話目。

前回の続き。

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

2005年3月の春休み、

初めて飛行機に乗っての家族旅行。

 

それまでの家族旅行の行き先は、

息子の気管の病気もあり、

車で行ける範囲の場所だった。

 

気管切開は一生続くことになったが、

息子も8歳になり、毎日元気に過ごし、

そろそろ家族旅行も遠出をしたいと思い始める。

 

でも気になることがあった。

 

気管切開した息子を飛行機に乗せるのは

大丈夫だろうか?

気圧の変化に耐えられるのだろうか?

 

病院の先生に尋ねることにした。

 

難しいかな?

無理と言われるかな?

 

と思っていると、

あっさり「大丈夫」と言われて、

逆に「えっ」と驚く。

 

そして、学校の春休みを利用して

沖縄への家族旅行を計画。

 

息子と出掛ける時に必ず持っていくのが

「吸引器」

気管内の痰の吸引は吸引器を使って行い、

吸引できなければ気管が詰まってしまう。

 

福岡空港から那覇空港までの

1時間45分の機内でも吸引器は必須。

 

事前に航空会社へ

医療機器である吸引器の機内持ち込みを確認。

 

すると「医師の診断書が必要」と言われる。

 

病院で「診断書」を書いてもらい、

機内持ち込みに備える。

 

空港の手荷物検査でも、

色々と尋ねられて手間取ってしまう。

 

初の飛行機の旅行も、

飛行機に乗るまでに一苦労。

 

ただ、吸引器の機内持ち込みに関することは

すべて妻が調べて手続きしてくれたので、

私は何も苦労していない。

妻に感謝。

 

初めて飛行機に乗った息子も興味深そうな表情。

 

家族での沖縄旅行も楽しく無事に終えた。

 

その後も、

2006年は北海道旅行、

2007年は東京旅行と

遠方への家族旅行を楽しむようになった。

 

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東京への家族旅行。私と息子(11歳)

 

息子も元気で、私の仕事も順調。

 

そして、2008年、

また私の人生が大きく変わる出来事が起こる。

 

続く...。

 

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