お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

鳥の羽根筆を使って書を楽しむ

今日は書道教室の日。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

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書道教室の息子・彰悟

 

書道の先生には、

どうしたら息子が書を楽しめるかを

いつも考えていただいています。

 

そして、

今日は何と鳥の羽根を使った書を。

 

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羽根の筆

 

公園に落ちていた羽根を拾って

お湯で洗い、束ねて筆をつくったそうです。

 

ありがたいです。

 

 

今日は来月のフェスタ用の作品づくり。

書道教室の生徒みんなの合作です。

 

息子は文字を書けないので、

先生のアイデアで、

羽根で背景画を書くことに。

 

ただ、

それも息子の気分が乗らないと

書かない可能性もあります。

 

 

どうなるだろう?

 

 

と思ってみていたら、

先生のアイデアと誘導も素晴らしく

息子は羽根の筆を持ってサラサラと。

 

【羽根の筆で書をする息子(動画20秒)】


羽根の筆で書をする息子

 

 

なかなか素晴らしい書に仕上がりました。

 

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羽根の筆で書いた作品(全体)

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羽根の筆で書いた作品(右側)

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羽根の筆で書いた作品(中央)

羽根の筆で書いた作品(左側)

 

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羽根の筆で書をする息子・彰悟

 

息子が書いたあとは、他の生徒さんが

季節にあった文字を書いていきます。

 

書道教室の生徒みんなで書いた作品

 

 

残りの時間はいつものように

存分に筆を振り回し、書を楽しんでいます。

 

 【筆を振り回し書を楽しむ息子(動画7秒)】


筆を振り回し書を楽しむ息子

 

書道教室の目的は、

息子が楽しむこと。

 

そのために、

墨が飛び散ってもいいように、

息子のまわりには新聞紙を一面に敷きます。

 

新聞を敷き詰めた状態で書を楽しむ息子・彰悟


毎回、準備と片づけに数分かかります。

私の仕事です。^_^;

 

時々、

息子にお手伝いをお願いしてみるのですが、

手を振り、「いやいや」と意思表示。

 

それはお父さんの仕事でしょ。

 

と言っているようです。

 

 

「はい、そうでした。(>_<)」

 

と私。

 

考えてみると、

息子が存分に筆を振り回して、

楽しめるようにしたのは私です。(*^_^*)

 

こうして、息子が楽しんでいる姿を見るのが

私にとっての幸せ☺️✨

 

その他の今日の作品です。

 

息子・彰悟の書道の作品

息子・彰悟の書道の作品

息子・彰悟の書道の作品

 

今日も楽しい書道教室でした。

先生、職員の皆様、彰悟、

ありがとうございます!

 

 

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