お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

ぼくは人の言葉が頭に入ってこないから余計なことを考えなくていい

前回の続きです。


息子との心の対話で、

生きることについて

私が息子から感じたメッセージを紹介します。

 

 

ぼくは人の言葉が

頭に入ってこないから、

余計なことを考えなくていい。

ぼくは普通と違うから、

周りの人は、変にぼくに

何かをさせようとしない。

だから、

自分の気持ちに純粋でいられる。

そういう生き方をするために

生まれてきたんだ。

 

本当に、そう思います。

私たちは親や周囲や社会からの言葉によって

自分の価値観を形成していきます。

でも、息子の場合は、

言葉があまり伝わらないので

いつも自分の気持ちに純粋に生きている。

その大切さを私に見せてくれているようです。

 

 

葛藤したり、苦しかった

時期を通り過ぎると

人間的にも成長していく。

内なる自分とつながる。

世間一般の価値観や

常識に捉われず、

自分のやりたいこと、

ワクワクする人生を生きられる。

 

息子を見ていると本当にそう思います。

息子の場合は、何度も呼吸困難で

死にそうな体験をし、

苦しい手術を何度も乗り越えてきました。

自分の思いを人に伝えることも難しいです。

 

でも、そのすべてを受け容れて

(私から見ると悟ったような感じです)

内なる自分とつながり

毎日を楽しんで生きていっているようです。

 

 

みんないいよ。

どの人生もいい。

みんなが違って、

様々な体験ができるのがいい。

色々あるのがいい。

だから学べる。

そして一つになるの。

だから幸せを感じるの。

生きることは、

今、自分を感じるの。

喜びも恐れも不安も

すべてを感じるの。

 

・・・

 

風や自然、宇宙を感じるの。

ぼくは感じることが

できるんだって。

ぼくは生きているんだって。

この宇宙を感じるだけで

幸せだよね。

ぼくの人生。

何もしなくても、

自然に流れていくよね。

自然に任せればいいよね。

 

・・・

 

毎日が楽しみ。

「何があるかな~」って。

でもなくても大丈夫だよ。

ぼくはいま生きているだけで

幸せだから。

いろんことを感じたり、

学んだり。

そのために生まれてきたんだ。

ぼくは自由だ。

 

 

息子が本当にそう思っているのか、

私が息子を見てそう思うのか、

私が思っていることなのか、

自分でもわからなくなりますが、

息子は、

この言葉を体現した生き方

をしています。

 

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お茶を飲む息子

 

素晴らしい息子がいてくれて

本当にありがたいです。

 

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