自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

呼吸ができて生きているだけでも

息子が生まれてからの物語10話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

病院で妻とお弁当を食べた後の

息子と二人で過ごす3時間。

ずっと息子を見つめている。

 

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口から挿管した息子・彰悟

 

息子のちょっとした表情の変化や

指の動きが私の心を動かす。

 

 

苦しいのかな?

 

大丈夫そうだ。

 

こっち見てるね。

 

お父さんと2人だよ。

 

 

息子は生と死の紙一重の時もあったが、

 

呼吸ができて

生きているだけでも

いいと思えた。

 

 

息子の入院生活はいろんな面で大変だが、

生活に張りが出てきた。

 

 

仕事を早く終えるようになり、

 

息子と妻に早く会いたい。

 

と心の底から思った。

 

 

妻と病院で食べるお弁当を買う時、

 

妻はどのお弁当を

喜んでくれるかな?

 

と真剣に考えた。

 

 

そして、

 

週末には娘に会える。

 

 

両方の実家の中間地点に自宅があり、

どちらも車で1時間ちょっと。

 

息子が入院して最初の土日は、

2歳の娘を預けている私の実家に泊まった。

 

1週間ぶりに会う娘。

娘と会えなかった期間はこれまでで最長で、

お互いべったりと一緒に過ごす。

 

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息子が入院中、実家での娘(2歳)と私(26歳)

 

かわいい娘との時間も

愛おしかった。

 

娘も弟が大変なことは、よくわかっていて、

ぐずることなく、実家で過ごしているようだ。

 

でも、後になって母に聞いたが、

夜になるといつも玄関に行き

 

「お母さん、お父さんに

 会いたいよ~。

 おうち帰る~

 

と泣きじゃくっていたらしい。

 

娘もさみしさをこらえながら

頑張っていた。

 

 

次の土日は、妻が自宅で娘と過ごし、

娘を妻の実家に預けに行く。

 

3週目の土日は、

妻が実家に預けている娘と過ごした。

 

そのため2週目以降の土日は、

私が病院に泊まり、

息子と付き添い入院することに。

 

 

付き添い入院を妻と替わって思ったが、

夜、芯から眠れない。

 

夜は息子も寝ているが、

呼吸の状態が気になり、

30分から1時間置きに目が覚めてしまう。

 

息子に目をやり、

すやすや寝ている姿を見て一安心、

再度、眠りにつく。

一晩で何度もそれを繰り返す。

 

私は週に一回だが、

妻はそれが毎日続いていた。

かなりハードな日々だ。

 

 

入院して半月が過ぎた。

 

息子の肺炎も落ち着てきたようだし、

もう少しで妻も普通の生活に戻れる。

家族4人で一緒に暮らせる。

 

そう思うだけで

幸せな気持ちになれた。

 

続く…。

 

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