お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

宇宙の中にいて生きている

息子は声を出すことができず、

文字もわからないので、

通常のコミュニケーションをとることは

できません。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

なので、

 

息子は何を考えているんだろう?

 

と思うことがよくあります。

 

息子は天井を見上げている時が多いので、

その時は、特にそう思います。

 

9歳で失明して18歳で聴力も失った

福島智東京大学教授の著書

『ぼくの命は言葉とともにある』

ぼくの命は言葉とともにある 福島智

を読んでいると、

これは息子と近い感覚かもしれないと

思うところがありました。

 

私たちは皆、宇宙の中にいるのですが、私は盲ろうという状況にいるせいか、宇宙とつながっているという感覚が非常に強いように思います。

 

宇宙空間の無限の虚無の広がりの中に、私という極微の存在が浮かんでいる。そういうイメージがわりとすんなり心に生じます。

 

座禅を組んで修行をしたような人であれば、見えても聞こえる人でも宇宙とのつながりを自覚できるようになるのだろうと思います。私は修行も何もしたことのない俗物であり、凡人なのですが、たまたま見えなくて聞こえないという極限状況を日常的に与えられたため、嫌でも宇宙の中の自分というものを考えざるを得なくなったということです。

 

宇宙に一人いるという意識を強く感じながら命というものを考えていると、すごく不思議な気分になります。なぜ自分は生きているのだろうか、と思います。そして、生きているというのはなんなのだろうかと。

 

息子がよく天井を見上げてる理由が、

超能力喫茶あんでるせんのマスターによると

「天井ではなく、

宇宙を見ようとしている」

と言われて、

衝撃を受け

息子への見方が変わりました。

 

福島智さんと息子は状況は違いますが、

何か通じる気がして、

息子も宇宙生きることについて

私の想像以上に深く考えてるかもしれない。

とあらためて思いました。

 

息子との心の対話では、

生きることについて

こんなことを言っていました。

 

自分が感じたことを大事に、

自分の思いを素直に感じて、

喜んだり、嫌な感じを感じる。

 

それが生きている

っていうことだもん。

 

この世界にいる意味だよ。

 

続く……。

 

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