お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

私の未熟さを気づかせてくれる息子

息子が生まれてからの物語69話目。

前回の続き。

 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

<初めてブログを訪問される方はこちらをご覧ください>

はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

息子との数か月に渡るお風呂での攻防?(*^_^*)で、

自分の中にある執着やエゴ、コントロール願望に

気づいた。

 

1年前、独立後の挫折から立ち直る時に、

自分の未熟さには気づいたつもりだった。

それから、

私は変わった。

私は成長した。

と思っていた。

でも、まだまだ私は自分が本心で何を考え、

どう思っているかすら、わかっていなかった。

 

息子は何も言えないけど、

いや、言えないからこそ、

自分の生きる姿で、

私の未熟さを気づかせてくれる。

 

その後も息子とのやりとりの中で

私自身の未熟さに気づいていく。

 

お風呂上がりに、

息子の頭をバスタオルで拭いていたら、

急に抵抗し始めた。

そこで気づいたことは……。

 

お葬式に参列した時に、

息子に「こっちよ」とお焼香するように

誘導すると抵抗し始めた。

そこで気づいたことは……。

 

旅行で記念写真を一緒に撮ろうとするが

息子はカメラを見ずに違う方向を見たり、

なかなかいい写真を撮らせてくれない。

そこで気づいたことは……。

 

息子がいなければ、

息子のような抵抗する人や

言うことを聞いてくない人を

ワガママな人だと思っていた。

 

でも、相手の立場に立つと、

自分がワガママな人だった。

 

見方を変えると世界が変わる。

 

 

この頃、

私が人材育成のコンサルタントやコーチの

仕事を始めて1年半が経っていた。

 

どうすれば、人が育つか?

どう関わればいいのか?

 

独立当初は、そのノウハウを伝えていた。

 

でも、それだけでは人は育たない。

 

一番大事なのは、

育てる人が、どういう人であるか

ということ。

 

人は、尊敬し信頼する人についていく。

その人の生きる姿を見て、育っていく。

 

そのよきお手本となる人、

指導者、助言者をメンターという。

 

この頃から私は

息子をメンターと思い始める。

 

続く...。

 

 【講演会のお知らせ】

2月12日(水)福岡県春日市・クローバープラザ 

2月28日(金)北九州モーニングセミナー

2月29日(土)兵庫県明石市【上映会】

 

↓↓↓今日も応援クリックお願いします↓↓↓

にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ 

 

【インスタグラム】

Instagram 息子のアートやメッセージを投稿しています。

 

【2019年人気記事ランキング】

2019年人気記事アクセスランキング - 自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

 

【メディア掲載情報】

メディア掲載 - 自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ