お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

朝日新聞の記事に!「自分らしく」

先週の佐賀講演会、

朝日新聞さまにも取材していただき

佐賀県版の記事になりました!

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2019年11月15日朝日新聞佐賀県版朝刊

 

講演会では息子からの学びと気づきを

息子が生まれてからのストーリーとして

いくつかポイントを絞って話をしています。

 

その中の一つが記事にもしていただいている

「世の中の常識にしばられない」

「自分らしくあること」。

 

私たちは、生まれた家族や社会によって

価値観を形成していきます。

 

その社会に生きていくには必要なことです。

 

ただ、そこに捉われすぎると、

自分の人生ではなく、

周囲の期待に応えるための

人生になってしまいます。

 

息子は、言葉があまりわからないこともあり、

周囲の期待に応えることよりも

自分の純粋な気持ちそって生きています。

 

それが、わがままというわけではなく、

苦しい試練を耐え抜いてきたうえで、

自分の気持ちを大事にしているので、

 

私から見ると、

生きていることに喜びや感謝を感じているし、

人から認められたい、人を思い通りにしたい、

という欲求もありません。

 

今、置かれた状況の中で

楽しんで生きている感じです。

 

私は、元々銀行員で、

真面目で仕事熱心な方でした。

 

それはそれでいいと思うのですが、

今振り返ると

・成果を上げたい

・出世したい

・昇給したい

・人から認められたい

など

 

人と競い、勝ち抜くこと、

比較・戦いの人生だったような気がします。

 

もちろん、それはそれでいいと思います。

 

でも、息子は「人は人、自分は自分」。

競うことや人から認められることに

興味すらないようです。

 

そういう息子のお陰で、

私自身も少しづつ価値観も変わっていきました。

 

今も、

人から認めれたいという欲求はありますが、

(一生なくならないと思いますが)

自分の内側から湧いてくる感情を大事にして

生きることができるようになってきました。

 

それが幸せに生きるための一つのあり方だと

思っています。

 

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運動会で一人踊りが違う息子・彰悟

 

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